陸上自衛隊の離島防衛専門部隊、西部方面普通科連隊(西普連、約700人)は16日、長崎県佐世保市の相浦駐屯地で「水陸機動団」発足に向けた新入隊員らの養成訓練を報道陣に公開した。隊員たちは雨風が吹き付ける砂浜で、ゴムボートを使った上陸訓練を繰り返した。
機動団は、海洋進出を強める中国への対応を念頭に2017年度末に発足する見通し。相浦に司令部が置かれる。母体となる西普連は、侵攻された離島を奪回する水陸両用作戦要員を養成するため、昨年から年2回、ヘリコプターから海に飛び降りゴムボートで上陸する能力を養う約5週間の訓練を実施。現在19~44歳の約80人が訓練を受けている。この日はゴムボートで沖から砂浜に近づき、素早く降りる動きを反復した。
西普連は2002年の発足以来、米海兵隊と共同訓練を重ねてきた。安全保障関連法案が成立すれば米軍と自衛隊の運用一体化が強化される見通し。後藤義之連隊長は「われわれが一番、戦争をしてはいけないと思っている。でも万一のときに戦う以上は強くないといけない。そのために訓練を重ねている」と話した。
しっかりと備えて精強な部隊を作ること、それが抑止力。山本五十六さんも精強な海軍を作って無言の威圧を加えてそれを以って戦争を抑止する。「百戦百勝一忍に如かず」、揮毫を求められると好んでこの言葉を書いたと言う。憲法が国を守ってくれるわけでもないし、法律が戦争をするわけでもない。戦争をするのもそれを止めるのも人間、要はしっかりと備えて戦いを防ぐのが、政治家の役目だろう。
そう言えば戦争をする国になることでいても立ってもいられなくて駆けつけたと言う人物が、「アメリカと一緒になって世界中で戦争をする法律を阻止する』と言っていたが、普通の人間はそんなことは言わない。動員された左翼さんだろう。米国はそんなに悪い国なのか。もっと悪い国がたくさんあるじゃないか。それともそういう国のために動いているのか。
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