8日の日経平均株価は、中国株安懸念で大きく売られて値を下げ、前日比638円95銭安の1万9737円64銭と大幅反落し、安値引け。下げ幅は今年最大となり、終値での1万9800円割れは5月15日(1万9732円92銭)以来約2カ月ぶりとなる。後場寄り付きは売り優勢で始まった。東証1部の出来高は31億9557万株、売買代金は3兆3946億円。騰落銘柄数は値上がり43銘柄、値下がり1835銘柄、変わらず10銘柄。市場は、中国株安への警戒感が強まった。上場企業の相次ぐ取引停止で海外投資家の資金流入が滞るだろう。日本株・中国株買い・円売りポジションのマクロ系ヘッジファンドが中国株が売れず、日本株売り・円買いの巻き戻しに動き、下げを加速した面もある。75日線、13週線を割り込んだことで、早期自律反発に向かわないようだと調整継続の可能性が高まろうと言う。


8日の東京外国為替市場のドル円相場は、株価の急落を背景に終盤も売りが続き、1ドル=121円台半ばに下落している。午後5時現在、121円66~66銭と前日比1円06銭の大幅ドル安・円高だった。始まりは、122円40~50銭前後で取引された。午前中は日経平均株価は軟調だったものの、下げ幅は限られたため、122円台が維持された。午後に入ってからは中国株の急落になびいて日経平均株価が大幅安となり、ドル円は122円を割り込み、海外勢が参入する終盤も売りが継続した。東京時間は、ドル円が下がる局面では機関投資家の押し目買いが根強かったようで、株価の下げ幅に比べるとドル円はむしろ下げ渋る印象が強かった。終盤に投資家らの買いが薄くなるにつれ、ドル円は下値を切り下げる格好となった。市場ではギリシャ情勢は懸念されつつも、むしろ株安が止まらない中国経済への不安が強まっているようで目先は中国株の動向への注目が高まっていると言う。


今日はもうトヨタ、三菱重工、コマツともにボロボロ、特に中国頼みのコマツは5%も株価を下げている。ギリシャ危機どころの比ではない。しかし、個人的には大損害だが、中国などは経済崩壊で痛い目を見た方が良い。まあ、日本も影響はあるだろうが、いろいろ経験して切り抜けてきた知恵があるのだから何とかなるだろう。こけろ、中国経済。


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