3日の日経平均株価は、日銀のEFT買期待や円伸び悩みなどで午後にまとまった先物買いが入るなど上げに転じて、前日比17円29銭高の2万539円79銭と小幅ながら4日続伸。東証1部の出来高は21億7842万株、売買代金は2兆1575億円。騰落銘柄数は値上がり577銘柄、値下がり1196銘柄、変わらず114銘柄。市場は、商いが薄いなか、日銀のETF買い思惑が買いを誘い、指数の引き戻しにつながったのではないか。ただ、ギリシャ国民投票の結果を見極める必要があり、目先ブレを生じさせる材料にもなると言う。
3日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、弱めだった米雇用統計が改めて意識され、上値が重くなった。午後5時現在は1ドル=123円14~15銭と前日比34銭のドル安・円高だった。ドル円は早朝、123円05銭前後で取引された。午前中は日経平均株価の軟化になびいて売りが出た。仲値前後は実質的な五・十日に伴う輸出企業のドル買い・円売りが優勢となり、正午ごろには123円10銭近辺を付けた。買い一巡後は小緩んだが、午後は日経平均の持ち直しにつられる形でじり高となり、123円20銭近辺を付けた。終盤は、参入した欧州勢が弱めの米雇用統計を意識したため、利食い売りが出て上値が重くなった。ギリシャがEUなどの提示する緊縮政策を受け入れるか否かを問う国民投票を5日に控え、調整的な売り買い以外は手控えられているとの見方があった。また結果予想については、何が起こるかわからない。ポジションをスクエアにして待つしかないと言う。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに小幅な上昇で引けている。ギリシャ問題は今のところそう大きく影響はしていないようだ。
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