バイクって売れていないんだなあ。一番売れているCB400系でも年間2,700台程度、CB1300系は1500台程度、NC750系は2,500台程度、NM4が1,000台弱、CB1100系が1,200台程度、これで一体どうやって飯を食って行くんだろうか。



川崎重工の二輪の売り上げは全体の16%と言うが、川崎重工ってそんなに規模の小さい会社だったのか。省燃費エンジンを作る予算がなくてフィット開発陣に頼み込んで知恵を借りたと言うが、まあほとんど図面をコピーしたのだろう。


バイクってどこで儲けているんだろうか。ほとんどは台湾、インドネシア、ベトナム、タイ、マレーシアなどのアジア圏とイタリア、スイス、スペイン、チェコ、オーストリアなどヨーロッパがちょこちょこ、そんなものだろう。あとは軽二輪と原付で稼いでいるのだろうか。



軽二輪に上のバイクではホンダが4万5千台、2014年はヤマハが大きくシェアを伸ばしたが、この程度だったらちょっと売れた四輪1台分にも及ばない。生産もあれこれ車種を増やしてはいられないだろう。できるだけ部品やエンジンを共用してコストを下げないと儲けも出ないだろう。フィットの図面を借りるのも分かる気がする。



CB1300も20年と言うが、そんなに簡単にモデルチェンジもできないだろう。もっともSSなどは2年に1回フルモデルするそうだが、・・。SSは各メーカーの顔だから売れる売れないはあまり関係ないのかもしれない。



まあでも大型バイクは原則1人乗り、荷物は積めない、天候に大いに左右される、そして危険というイメージが付きまとって値段はCカー並みと言うのでは一般家庭ではそれはそれは買うのは大変だろう。こんな家内工業のような生産では、CB1300がフルモデルチェンジをするのは何時のことだろう。でもあのバイク、あまりに完成され過ぎていてもういじるところがないのかもしれない。



二輪と言うと何となく悪役のイメージがあるが、きちんと乗れば四輪と安全性は変わらない。メーカーさんもいろいろと苦しいところはあるだろうが良いバイクを世に出して欲しい。そして言い二輪文化を作って欲しい。


日本ブログ村へ(↓)