25日の日経平均株価は、米国株安やギリシャ債務危機問題など買いを控える材料が多く、様子見が広がり、前日比96円63銭安の2万771円40銭と5日ぶりに反落して取引を終えた。東証1部の出来高は20億8032万株で、売買代金は2兆3491億円。騰落銘柄数は値上がり427銘柄、値下がり1351銘柄、変わらず108銘柄だった。市場は、個人投資家の押し目買い意欲は強いとみられ、押し目買いを下支えに2万1000円台にトライする場面もありそうだと強気のようだ。
25日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、押し目買いが入って下げ渋った。午後5時現在は、1ドル=123円76~80銭と前日比17銭のドル安・円高だった。始まりは、123円90銭前後で推移。午前中は五・十日に伴う実需筋のドル買いも手伝い、123円95銭近辺まで上昇したが利食い売りが出て、123円60銭近辺まで押し戻された。市場関係者からは、ギリシャ問題が心配だったのだろう。上昇したらポジションを軽くする動きが出やすいとの指摘があった。午後に入ると、123円50~70銭台でもみ合いが続いたが、午後3時ごろからは、123円50銭を割り込まなかったのを見て、押し目買いが入り、123円80銭近辺に上昇。買い一巡後は小緩んでもみ合った。
夜にはギリシャ問題が議題となるEU首脳会合に加え、米個人所得・消費、米週間新規失業保険申請件数といった経済指標が発表される。経済指標が良ければ124円台半ばまで行く可能性もあるが、利益確定の売りで押し戻される傾向にありそうだと言う。
夜にはギリシャ問題が議題となるEU首脳会合に加え、米個人所得・消費、米週間新規失業保険申請件数といった経済指標が発表される。経済指標が良ければ124円台半ばまで行く可能性もあるが、利益確定の売りで押し戻される傾向にありそうだと言う。
今日のトヨタはやや大きめに値を落として引けている。社長の報酬が3億円を超えたというが、超一流企業はすごいものだ。コマツはさらに大きく値を落としている。三菱重工はやや小幅に下落して引けている。
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