教習所の大型教習用バイクはCB750FとNC750だ。僕が免許を取った時はまだNCはなくすべてCBだったが、もうぼろくて乗り難かった。NCももう2年ほどになるのだろうか。あちこち傷ついて痛々しい。まあ教習車だから仕方がないが、・・。



エンジンをかけると並列2気筒エンジンなのでドコドコという音がする。このエンジンは燃費を良くしようとしたが、バイクのエンジン開発ではさほどの予算もなくフィット開発陣の知恵を借りて省燃費のエコエンジンを作ったと言う。



実際にフィットの4気筒エンジンを半分にぶった切ったわけではないが、このエンジンはフィットのエンジンを基本にして2気筒としたものなのでフィットのエンジンが半分になったと言っても間違いはないだろう。このバイク、高性能バイクとはお世辞にも言えないが、実用にはなかなかいいバイクだと言う。



ナナハンのカブとか言う人もいるが、確かにそうかもしれない。走ったわけではないが、エンジンはCB1300の滑らかさには遠く及ばない。でも力強さはある。価格も安い。NC700が出た時はCB400はおろかCBR400R、CB400F、400Xよりも安かった。今もそうだろう。



安いことは悪いことではないが、バイクがプラスチックでできているような印象を受けるほどプラスチック部品が多い。今日は2台にワックスをかけたが、何ともかけがいのないバイクでどこがきれいになったのか分からない。丁寧にやれば金属部分はワックスで、プラスチックは艶出し剤でということになるのだろうが、そこまでやるほど時間もないので取り敢えずの手入れで終わっている。



それでもやるとやらないでは大違いでCB400などはそれなりにきれいになるのだが、NCはどうもいけない。まあそう言うバイクなんだろうが、できればもう少し色気のあるバイクにして欲しいと思わなくもない。



もっともNM4やCTXなどもあるので色気のあるバイクならそっちをどうぞと言うことなのかもしれない。使い勝手は良いし、値段も安くしてある。それでいて色気がないなんて贅沢だと言うのがホンダの言い分かもしれない。



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