23日の日経平均株価は、ギリシャ金融危機に対する楽観的な見方などから高値となり、後半も強気の取引が続いて一段高、前日比381円23銭高の2万809円42銭。今年最大の上げ幅で3日続伸した。東証1部の出来高は28億3127万株。売買代金は2兆8521億円。騰落銘柄数は値上がり1550銘柄、値下がり254銘柄、変わらず82銘柄。市場は、日本独自の材料には欠けるが、目先は、勢いのあるうちにITバブル時の高値を試しに行く流れになるのではないかと言う。


23日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、利食い売りに一時伸び悩んだものの、高値圏を維持した。午後5時現在は、1ドル=123円68~70銭と前日比56銭のドル高・円安だった。始まりは、123円30銭台を中心に取引されたが、米金利上昇・株高や堅調な日経平均株価を背景にじり高となり、昼には123円70銭台に乗せた。午後も高値圏でのもみ合いが継続。散発的な利食い売りが出て一時123円台半ばまで弱含む場面も見られたが、夕方にかけては再び戻している。米長期金利の上げ渋りなどを眺めてドル買いが一服した感があったため、欧州勢が利益確定売りから入ったのだろうとみる向きもあるようだ。ギリシャ債務問題の進展期待と強い内容の5月米中古住宅販売を受け、これまで軟調だったドルを買い戻す動きが出たようで、テクニカル的にはNY市場の引け値で転換線の123円45銭を割らなければ、ドル円はもみ合いから脱して上昇トレンドに入る可能性もあると言う。


今日のトヨタは大幅上昇、三菱重工はこれに輪をかけた高値だった。コマツだけがやや控えめな上昇だったが、それでも立派なものだ。


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