19日の日経平均株価は、米国市場の好調に加えて円安傾向であったことなどから買いが先行、前日比183円42銭高の2万174円24銭と5日ぶり反発。東証1部の出来高は24億593万株、売買代金は2兆9610億円。騰落銘柄数は値上がり1368銘柄、値下がり409銘柄、変わらず109銘柄。市場は、売り買いが交錯し、動きは緩慢だ。ETFリバランスに絡み、個別に目先的な売買もあるようだが、全体としてはイーブン。日銀金融政策決定会合を終え、イベントを通過したが、まだギリシャ問題が残っており、上には行きづらいところだと渋いようだ。
19日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、黒田日銀総裁の会見が新味を欠くと受け止められるなど材料が乏しい中、売り買いが交錯してもみ合った。午後5時現在は、1ドル=123円12~13銭と前日比28銭のドル高・円安だった。始まりは、日本株高期待を背景に午前9時前後に123円台を付ける場面もあったが、午前中はおおむね122円80~90銭台で推移した。午後に入ると週末の調整的なドルの買い戻しなどが入ってじりじりと上昇し、午後2時半ごろに123円20銭台に乗せた。ただ買い一巡後は小緩む展開となり、午後3時半からの黒田総裁会見も、新味に乏しい内容で材料視されず、その後は週末の調整的な売り買いが交錯。123円10銭台を軸にしたもみ合いとなっている。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに小幅な上昇で引けている。トヨタの女性常務による麻向法違反はそうそう株価には影響はしないだろう。
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