16日の日経平均株価は、ギリシャ債務問題による欧州株安を受けて売り先行で始まり、黒田日銀総裁の参院財政金融委員会での発言を受けて円が弱含み、急速に下げ渋る場面もみられたが、結局、軟調は変わらず、前日比129円85銭安の2万257円94銭と続落。東証1部の出来高は19億9441万株。売買代金は2兆2639億円。騰落銘柄数は値上がり405銘柄、値下がり1369銘柄、変わらず111銘柄。市場は、日本株に対する強気の見方が下値を支えているが、海外情勢の不透明感を受けて一時的に下がる可能性があるため、しばらくは、押し目買いスタンスが続きそうだと言う。


16日の東京外国為替市場のドル円相場は、欧州勢参入後にユーロ売り・円買いが強まったことで終盤にかけてやや弱含んだ。午後5時現在は1ドル=123円48~49銭と前日比04銭のドル安・円高だった。ドル円は早朝123円40銭台を中心に取引され、午前中には黒田日銀総裁が10日の自身の発言について、為替レートの評価や先行きの予測として申したわけでないと参院委の答弁で述べたことが円安けん制の否定と受け止められ、123円80銭近くまで上昇する場面も見られた。しかし、その後は利食い売りなどに再び123円台半ばまで水準を切り下げ、夕方にかけては欧州勢参入後に対ドル・対円で一時買われたユーロが売り戻されるとさらに弱含んだ。ただ123円台半ばの水準については、居心地が良いようで、売り一巡後は下げ渋っているようだ。



今日はトヨタ、三菱重工は小幅な下げで引けている。コマツは大きく値を落としているが、どうしたのだろう。そう言えばトヨタが元本保証型の株券を売り出すという。今の値段以上に上がるのかどうか難しいところだと思うが、・・・。


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