15日の日経平均株価は、前半大きく売られたが、先物買いなどで盛り返して、浮き沈みはあったが、何とか盛り返して、前週末比19円29銭安の2万387円79銭と3営業日ぶり小反落した。東証1部の出来高は17億416万株、売買代金は2兆100億円。騰落銘柄数は値上がり815銘柄、値下がり923銘柄、変わらず147銘柄。市場は、下げ渋ったが、今週はFOMC(米連邦公開市場委員会)、日銀金融政策決定会合などを控えており、積極的には動きづらい。6月SQ(特別清算指数)値2万473円が上値に残り、それを前にもたつくようだと、一段と上値の重さが意識されるのではないかと見るようだ。


15日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤も、ギリシャ金融支援交渉への懸念が意識される中で上値重く推移した。午後5時現在は1ドル=123円52~53銭と前週末のドル安・円高だった。始まりは、123円30銭台で取引され、午前は日経平均株価の下げ幅縮小や五・十日に伴う輸入企業のドル買いが入ったが、123円55銭近辺では頭打ちとなった。午後に入っても週後半のFOMCやユーロ圏財務相会合などを意識して積極的なドル買いは手控えられ、123円30銭台に弱含む場面も見られた。欧州勢参入後にはユーロ買い・円売りになびきドル円も強含んだものの、123円60銭台に乗せた後はドル売りに上値が重い展開となっている。終盤のユーロ買いに関して、市場には金融支援交渉の末、ギリシャが自らユーロを離脱することを好材料と捉える向きもあるという。ただ、14日の金融支援交渉が物別れに終わったことで、リスクをとりにくいようだ。


今日のトヨタはほんの申し訳程度の小幅な値上がりで引けた。三菱重工はその逆にかなり大きく値を落としている。コマツはトヨタと同様に小幅に値を伸ばして終わっている。


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