8日の日経平均株価は、方向感がなくもみ合い状況、後半に円安や日銀のETF(上場投資信託)買い期待でやや値を上げたが、利益確定に押されて、前週末比3円71銭安の2万457円19銭と小幅続落。東証1部の出来高は21億1708万株、売買代金は2兆2881億円。騰落銘柄数は値上がり856銘柄、値下がり875銘柄、変わらず154銘柄。市場は、SQ(特別清算指数)算出に絡んで、先物のロールオーバー(期近から期先へのポジション乗り換え)が中心で、日経平均は緩慢な動きだ。ただ、6月に入り、一日置きに陽線、陰線と続き、徐々に上値を切り下げており、短期調整の可能性があるという。



8日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、一部メディアの報道でドル高への警戒感が広がり、一時1ドル=125円前後まで反落した。午後5時現在は125円21~25銭と前週末比51銭のドル高・円安だった。始まりは、125円60銭台で取引された。午前は日経平均株価が値を下げたのを見て利食い売りが出て、125円30銭前後に軟化した。投機筋のドル買いポジション増加を見て、利益確定に動いた投資家もいるようで、午後は株価の下げ幅縮小や、ギリシャ債務問題への警戒感からのユーロ売り・ドル買いにつられる形でじり高になった。欧州勢が参加し始める午後3時ごろには125円60銭近辺まで上昇した。午後4時前には一部メディアが、オバマ米大統領が強すぎるドルは問題だと発言したと報じたことでドル売りを誘い、一時125円前後まで急落したが、すぐに押し目買いが入っており、米雇用統計を受けたドルの強い地合いはまだ続いているようだ。


今日のトヨタはやや大きく値を下げて引けている。どうしたんだろうねえ。ちょっと上げ過ぎたのだろうか。三菱重工も小幅ながら値を下げている。今日はMRJが地上滑走試験を始めたようだ。これ以上の遅れは許されないので今後はなかなか厳しいものになるだろう。コマツだけが小幅に上げている。


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