BMW R 1200 RS 誕生


BMW R 1200 RS は、BMW Motorradが誇る完成度の高いオールラウンド・タイプのモデルである。スポーティでダイナミックなデザインと共に、ツーリングとスポーツの2つの相異なる性格を一台のモデルに融合させた独特の個性を持つモデルである。ダイナミックな形状のハーフフェアリング、低く抑えられたフロントエンド、跳ね上げられたテールセクション等の特徴により、長くすらりとしたV型シェイプを作り出している。



BMW R 1200 RSに搭載されるボクサー・エンジンは、最高出力92kW(125ps)/7,750rpm、最大トルク125Nm/6,500rpmの圧倒的なパワーを発揮し、全回転域に渡って高いトルクを発生し、排気ガスは2-in-1タイプのエグゾースト・システムを通り、ダイナミックに角度が付けられたリヤ・サイレンサーから排出される。




このバイク、ちょっと気になるバイクだ。HP4やS1000RRと同系の顔で、それでいてバーハンドルで乗り易そうだ。エンジンの特性も7750回転で125馬力、6500回転で12キロとちょっとと言うトルクの出方もCB1300と似ていて扱い易そうだ。トラクションコントロール、電子サス、ABSと電子装置も満載、価格も189万となかなかリーズナブルだ。良いんじゃないか、このバイク、なかなか恰好が良い。何よりムキになってハイパワーを追わないところが良い。


うん、いいんじゃないか。でもCB1300スーパーボルドールはどうするんだ。重い、遅い、面白くないのCB1300、この際だから買い替えるか。でも、ちょっと待てよ。ホンダはどうしてパワー戦争に加わらないのか。ホンダは、もうパワー競争に加わることはないそうだ。それは、


「主役はあくまでもライダーでありRRではない」


これはFireBladeの生みの親である馬場さんからずっと続いてるRRの思想。「RRは乗り易い」と耳にする人は多いのではないでしょうか?それが時には「優等生バイク」「初心者御用達バイク」と揶揄されていたり・・・しかしそれは裏を返せばRRのコンセプトにハマっているということ。おそらくホンダはこれからも他を凌駕するスペックなRRを出して来る事は無いかと思います。何故なら200psと基本性能を天秤にかけた時、どちらがライダーのためになるかを知っているから。
             


だからだそうだ。これはCBR1000RRのことだが、基本的な姿勢はCB1300も一緒だろう。重い、遅い、そして面白みがない。CB1300もそう言われるバイクだが、乗っていると自分の技量が上がったように思える時がある。それほどバイクが思うように素直に動いてくれる。それはCB1300の基本性能が極めて高いからだろう。BMW R1200RS、なかなか恰好の良い性能の良さそうなバイクだが、どっちを取るかと言われれば僕はCB1300の基本性能を取りたい。どこを走っていてもこれほど信頼できる安心して乗っていられるバイクはほかにはないからだ。もしも次にバイクを買いことがあれば迷うことなくCB1300スーパーボルドールを選ぶだろう。決して乗り手を後悔させないバイクだと思う。


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