1日の日経平均株価は、前場から買い物がちで始まったが、売り買い交錯でもみ合い、最後は日銀のETF(上場投資信託)買い期待で盛り返し、前週末比6円72銭高の2万569円87銭と小幅ながら12日続伸し、9日連続で年初来高値を更新した。東証1部銘柄の時価総額は終値ベースで初の600兆円台乗せとなった。東証1部の出来高は24億9072万株、売買代金は2兆5340億円。騰落銘柄数は値上がり1114銘柄、値下がり644銘柄、変わらず127銘柄。市場は、日経平均は上げに転じ、連騰記録を目指す勢いだ。日銀のETF買い思惑が背景要因とみられるが、実需買いでじわじわと底上げし、一部には仕掛け買いの動きもあったようだ。下がると買いが入り、基調は強いと言う。



1日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、売り買いが交錯してもみ合った。午後5時現在は1ドル=124円16~16銭と前週末比42銭のドル高・円安だった。始まりは、124円20銭前後で取引された。仲値前には輸入企業のドル買いが入り124円35銭前後に上昇したが、直近高値の124円45銭前後が意識されて上値が重くなった。午後1時ごろからは123円90銭台に下落したが、先週の急上昇でドルを買いそびれた人が多く、下値では需要があるようで押し目買いが入った。欧州勢の参入する午後3時すぎまでドル買いは続き、124円20銭台に乗った。日経平均株価の12連騰も買いを誘ったようだ。その後は1日夜に発表される5月の米ISM製造業景況指数などを控えた様子見ムードもあり、売買は低調だった。ドル円の底堅さは相変わらずだが、124円台に乗せると上値が重くなる。別の市場関係者からは、米国の物価指標がよほど強くない限り、125円を上抜けるのは難しいのではないかとも言う。



今日のトヨタはやや大きめに値を落としたようだ。三菱重工は小幅に値を上げているがコマツはさらに大きく値を落としているようだ。


日本ブログ村へ(↓)