26日の日経平均株価は、前場はほとんど値動きのない状態だったが、後場はやや値を伸ばしたが、最後は伸び悩んで、前日比23円71銭高の2万437円48銭と8日続伸した。終値は00年4月13日の2万526円42銭以来約15年1カ月ぶりの高水準。また、8日続伸は、14年8月11日から21日にかけての9日続伸以来となる。東証1部の出来高は19億1395万株。売買代金は2兆543億円。騰落銘柄数は値上がり703銘柄、値下がり1024銘柄、変わらず157銘柄。市場は、積極的に買い上がる材料はないが、企業業績、景気など良好な環境がそろっている。売りづらく、押し目買いが入りやすい。若干行き過ぎ感があるが、さしあたって売る材料もないと言う。


26日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、欧州勢の参入で投機的なドル買い・円売りが加速し、一時約7年11カ月ぶりとなる1ドル=122円台後半に急伸した。午後5時現在は122円52~53銭と前日比89銭のドル高・円安だった。始まりは、121円50~60銭前後で取引された。午前はFRBの年内利上げ観測とギリシャ債務問題への警戒感を背景としたユーロ売り・ドル買いにつれ、121円70銭台に続伸、その後は正午すぎまでもみ合いが続いた。午後に入ると、ドル買いが再び優勢となり、欧州勢が参入し始めた午後3時すぎから急速に上昇。年初来高値の122円02銭を一気に上抜け、一時122円75銭前後の高値を付けた。その後は利益確定の売りも出て緩み、122円台半ばで推移した。午後3時すぎからの急伸の理由について市場関係者からは、ドルがじり高基調だったところに欧州勢が円売りを仕掛け、ドルショート筋のストップロスのドル買いを巻き込んだと言うが、休み明けのロンドン勢が米国の年内利上げ観測に加えて、スペインの選挙結果を受けての先行き不透明感やギリシャ債務問題を材料視し、ドルを買ったのではと見る向きもあるようだ。



今日はトヨタ、三菱重工ともに小幅に値を落として引けている。コマツはやや大きめに下落しているが、そうそう驚くほどのこともないようだ。



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