25日の日経平均株価は、円安を追い風に買い主導で値を上げていたが、終盤は売り買い交錯でもみ合い、前週末比149円36銭高の2万413円77銭と7営業日続伸。終値での2万400円台は00年4月14日(2万434円68銭)以来ほぼ15年1カ月ぶりとなる。東証1部の出来高は20億5248万株、売買代金は2兆1467億円。騰落銘柄数は値上がり1073銘柄、値下がり656銘柄、変わらず155銘柄。市場は、後場は地震の影響がなければ、ほとんど動きのない相場だったのではないか。7連騰でも極端な過熱感はないが、短期的には休んでもよいとの空気がある。現地25日はメモリアル・デーの祝日で米国市場が休場となり、明日は材料に乏しく、高値もみ合いとみているようだ。
25日の東京外国為替市場のドル円相場は、埼玉県北部を震源とする地震で一時売られたが、終盤に買い戻しが入って1ドル=121円60銭をはさんでもみ合った。午後5時現在は121円63~63銭と前週末比90銭のドル高・円安だった。始まりは、米CPIの強さやイエレンFRB議長の年内利上げを示唆する発言に好感した先週末の欧米市場の流れを引き継ぎ、121円50銭前後で取引された。午前9時すぎには日経平均株価の続伸に支えられ、121円70~80銭前後に続伸。買い一服後は121円60銭台でしばらくもみ合った。市場関係者からは、利益確定売りなどが出て、上値は重かったという声があった。午後2時半ごろに茨城県で震度5弱の地震が発生すると、リスクオフのドル売り・円買いがやや強まり、121円50銭台に軟化。リスクオフの円買いを受けて122円04銭を目指していた市場参加者のあきらめの円買いも加わったようだ。また、短期筋がドルロングに偏っていた。地震で一度ポジションをスクエアにしたのではないかと言うが、その後は再びドルが買われ、121円60銭近辺を回復したようだ。
今日のトヨタは大幅高、三菱重工に至ってはどうしたのと言うほど値を伸ばしている。コマツもしっかりで今日はすべてそろって大幅高だった。
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