22日の日経平均株価は、売り先行から急速に切り返し、上げ幅を広げて、前日比61円54銭高の2万264円41銭と6営業日続伸。昨年11月28日-12月8日の7営業日続伸に次ぐ連日高となる。終値ベースで東証1部の時価総額は591兆3007億円(政府保有株を除く)とバブル期の1989年12月29日に記録した過去最高額590兆9087億円を更新した。東証1部の出来高は20億7480万株、売買代金は2兆4182億円。騰落銘柄数は値上がり1011銘柄、値下がり718銘柄、変わらず154銘柄。市場は、後場寄りは唐突な先物売りが出たが、その後は踏みの動きとは別には新たな先物買いが入ったとみられる。最近、立会外で大口のクロスが振られ、公的年金買いが観測されていただけに思惑を呼んでいる。もっとも、相場は上昇続きであり、目先調整が欲しいところでもあるとも言う。
22日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、ユーロ買い・ドル売りになびく形で弱含みで推移した。午後5時現在は1ドル=120円73~74銭と前日比27銭のドル安・円高だった。始まりは、121円近辺で取引されたが、調整的な売りに押されて午前中からさえない展開。正午前に日銀の金融政策決定会合の結果が発表になると、やや水準を切り下げ、午後もじり安歩調となった。120円70銭近辺まで下げると一時買い戻されたが、午後3時ごろからはユーロ買い・ドル売りにつられる形で軟化。米国の長期金利が時間外で低下したこともドル売りを誘い、終盤はこの日の安値圏での推移となった。今週前半のドル円の上げ足が速かった上、英国と米国は23日から3連休となるため調整売りや手じまい売りが出やすく、全般に軟調な一日だった。日銀の金融政策決定会合については、景気の現状についての表現から基調という言葉が削られたことが、やや前向きな修正と解釈されて円買いにつながった可能性もあるという。もっとも、黒田東彦日銀総裁が午後3時半からの記者会見で、景気判断を若干前進させたと述べた際の反応は鈍く、決定会合や黒田総裁会見を経て、金融政策に対する市場の見方が大きく変わったわけではないだろうと言う。
今日のトヨタはかなり大きく値を下げて引けている。逆に三菱重工はしっかりと値を上げている。コマツもしっかりで今日はちょっといつもとは違うようだ。
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