20日の日経平均株価は、中国株高や先物への買いなどで上げ幅を広げ、利益確定に押されたが、前日比170円18銭高の2万196円56銭と4営業日続伸。終値で4月23日の年初来高値2万187円65銭を更新し、00年4月14日(2万434円68銭)以来15年ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は25億7091万株、売買代金は2兆9955億円。騰落銘柄数は値上がり1113銘柄、値下がり640銘柄、変わらず129銘柄。市場は、不動産株の上げっぷりをみると、日銀金融政策決定会合を控え、イベントドリブン型ファンドの買いが入ったとの観測もあり、前場に売り込んだ超短期筋は踏まされたようだ。ただ、少々行き過ぎか。TOPIXは日足で『三空』を描き、十字足に近い陰線。ボリンジャーバンドでプラス2σ(シグマ)の上限を超えており、目先調整があっても良さそうだとも言う。



20日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、欧州勢によるドル買い・ユーロ売りが再び強まったことにつられる形で上昇し、1ドル=121円近辺の高値圏でもみ合いとなった。午後5時現在は120円96~97銭と前日比98銭のドル高・円安だった。始まりは、120円60銭台で取引された。仲値にかけては米長期金利上昇を受けた買いや、五・十日に伴う実需筋のドル買いで121円に迫った。その後利食い売りなどで119円80銭前後まで緩んだが、正午すぎから再度上昇に転じた。欧州勢が参加し始める午後3時ごろに121円台に乗せ、その後も121円をはさんでもみ合った。クーレECB専任理事の発言が改めて意識されたことに加え、ギリシャ問題に関するネガティブなニュースが伝わり、終盤ユーロ売り・ドル買いが強まったため対円でもドルが上昇、2カ月ぶりの121円台となった。ただ、一両日の動きで中期的なドル高基調になったとは断言できない。まずは、20日公表のFOMC議事要旨などが判断材料になると見る向きもあるようだ。


今日のトヨタは小幅な上昇、それに引き換え、三菱重工は今日はしっかりの値上がり、コマツはこれもまたしっかりで引けたようだ。


日本ブログ村へ(↓)