沖縄県の翁長雄志知事は15日の記者会見で、同県が同日、本土復帰43年となったことについて、「復帰して今日まで、基地の問題は何ら変わらない。『本土並み』を合言葉に県民の努力で勝ち取った復帰だが、県民が強く望んだ形にはなっていない」と述べ、米軍基地が集中する現状に不快感を示した。
 


翁長知事は、政府が進める米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対の立場。会見では「県民が自ら差し出した基地はない。(普天間飛行場が)危険だから代替案を出せというのは真の民主主義なのか」と政府を批判した。



沖縄に74%の米軍基地が集中すると言うが、米軍基地ではないという横須賀、厚木、座間、横田、岩国、佐世保などを加えれば22%、少ないとは言わないが、それなりの数字にはなる。基地があるから経済が発展しないと言っても神奈川も大量の米軍基地を抱えながらそれなりに発展はしている。米軍も鬼畜、魑魅魍魎ではない。戦争時はやむを得ないが、その後はそれなりに地元と馴染んでやっていこうと努力はしている。悪い結果はすべて米軍と言うのも乱暴ではないか。普天間が危険と言うなら代案を出せと言うのは民主主義に悖ると言うが、意味が良く分からない。民主主義がきわめて有効に機能しているからそんなことを言っていられるのではないだろうか。戦争で被害を受けたのは沖縄だけではない。何時までも米軍を理由にしていることこそ沖縄の発展を阻害しているのではないか。



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