14日の日経平均株価は、朝方はシカゴ日経平均に添うようにやや下げ渋ったが、午後は値がさ株や銀行株の値下がりで下げ幅を拡大、前日比194円48銭安の1万9570円24銭と5日ぶりに反落して取引を終了した。東証1部の出来高は25億7484万株で、売買代金は2兆7762億円。騰落銘柄数は値上がり489銘柄、値下がり1301銘柄、変わらず92銘柄だった。市場は、買い手掛かり難のなか、一部には債券先物買い、株式先物売りの裁定取引も入っていたようだと言う。



14日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、株安を背景とした手じまい売りやユーロが対ドルで上伸したことを受け、一時119円台を割り込んだ。午後5時現在は、1ドル=119円16~18銭と前日比63銭のドル安・円高だった。始まりは、119円10銭台で取引され、仲値にかけて値頃感などから買いが入って、119円30銭台まで上昇した。ただ、その後は、日経平均株価も弱く、ドル買い・円売りポジションを手じまう動きが見られ、上値が重くなった。欧州勢が参加し始めるとドル買いに振れたが、買い一巡後は再び売りが優勢となり、午後4時ごろには118円台に下落した。ユーロドルがドル安方向に行ったのを見て、ドル円でも売りが出たようだ。今夜は卸売物価と週間失業保険申請件数が米経済指標が発表される。これらの指標が弱ければ、ドルの下押し圧力になり得る。直近レンジ下限を割り、118円台前半まで値下がりする可能性もあると言う。



今日のトヨタは小幅な下げ、リコールが嫌われたのだろうか。三菱重工はしっかりと値を上げている。コマツはやや下げ幅を広げたようだ。


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