このところ、うちの教習所は事故が続いている。教習車の事故ではなく送迎車の事故である。昨日は青信号で見切り発進したうちの送迎車が停車していた軽自動車に追突した。
今日はちょっと珍しい事故だった。当方の送迎車が走行中わき道から車線に出ようとした乗用車がステアリングを左一杯に切ったままアクセルを吹かし過ぎて暴走、半円を描くようにして歩道に乗り上げ街路樹に衝突して停止した。
その間、反対車線を走行していたうちの送迎車を追いかけるようにして右のリアタイヤとフェンダーに衝突したもので運転手もさぞ驚いたことだろう。相手の車は全く見えなかったと言うし、鉄ホィールの淵が削いだように削れていたので後ろから追いかけるように衝突したのだろう。
運転していたのはうちの教習所の卒業生で最近免許を取ったばかりだと言う。それにしてもあれほどアクセルを吹かしっぱなしにするものだろうか。急いでバックして本線に出ようとしたのだろうか。当のご本人は血の気が引いた真っ白な顔をしていて気の毒と言えば気の毒だった。
アクセルを吹かし過ぎて危ないと思ったらアクセルから足を放すとかブレーキを踏むとか方法があるだろうが、・・。まあけが人が出なかったのが不幸中の幸いだった。
同じ右足でアクセルとブレーキを操作するAT車はこうした事故が多いが、バイクの場合にはアクセルは右手で回すので間違えようはないが、アクセルアシストなどを着けていると手で引っ掛けて暴走したと言うような事故もあるようだ。
あとは二輪にあまり乗りなれないライダーがコーナーでフロントブレーキを強く掛け過ぎて転倒という事故も多いようだ。減速はリアブレーキで、カーブなどで急減速して前輪にトラクションをかける場合には一瞬フロントブレーキを強く掛けることがあるが、通常はフロントブレーキはあまり強く掛け過ぎてはいけない。
コーナーの手前で一瞬フロントブレーキを強めにかけて前輪にトラクションをかけてリーンアウトで切り込むと急旋回が出来るが、・・・。いずれにしても車に乗る時は冷静に運転に集中すべきだろう。事故は誰も得をするものがない不幸なことなので、・・・。
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