13日後場の日経平均株価は、もみ合っていた相場が為替が円安方向に振れると先物に買いが入り値を上げ、前日比139円88銭高の1万9764円72銭と4営業日続伸、終値での1万9700円台は4月28日(2万58円95銭)以来7営業日ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は27億9159万株、売買代金は2兆9213億円。騰落銘柄数は値上がり869銘柄、値下がり880銘柄、変わらず133銘柄。市場は、日銀のETF買いや、前場にたまったショートポジションの買い戻しがあったにせよ、急激な上げだ。明確な材料は見当たらないが、日経平均がネックラインとみられた25日移動平均線を抜け出したことで、次なる上昇ステップにつながる可能性があると言うが、様子を見ながらの相場はこの先大きく上げることはないのではないか。
13日の東京外国為替市場のドル円相場(気配値)は、米小売売上高の発表を夜に控えて様子見ムードとなり、終盤も小幅な値動きが続いた。午後5時現在は1ドル=119円79~85銭と前日比24銭のドル安・円高だった。始まりは、119円80銭台で取引された。午前は日経平均株価が下げ渋る中で、底堅い動きとなった。午後も堅調に推移した日経平均を眺めながら概ねしっかりの展開だったが、120円には乗せられず。終盤まで上値の重さは否めなかった。黒田日銀総裁が参院の調査会に出席したが、目新しい発言はなかったようで、反応は見られなかった。ギリシャ債務問題で揺れ動くユーロに比べ、材料もないドル円への注目度は低いようで、東京時間の後半は119円台後半の狭いレンジでの値動きに終始した。
今日のトヨタはやや大きく下げた。三菱重工は小幅な上昇、コマツはしっかり相場だった。三社三様の相場模様だったようだ。
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