12日の日経平均株価は、前場に大きく引けた相場は午後になって戻り歩調となり、最終的に切り返して、前日比3円93銭高の1万9624円84銭。大引け間際に切り返し、3日続伸した。東証1部の出来高は27億3127万株。売買代金は2兆7512億円。騰落銘柄数は値上がり1017銘柄、値下がり731銘柄、変わらず134銘柄。市場は、足元はTOPIX(東証株価指数)主導の相場。TOPIXは取引時間中に25日線を一時下回ったが切り返し、底堅いとのイメージが広がった。ETF(上場投資信託)買いも意識されたほか、円が弱含んだことから、日経平均も下げ渋り、切り返した。国内はしっかりしていることが確認されたと言う。
12日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、ユーロドル相場の上昇に伴うユーロ買い・ドル売りなどにつられる形で伸び悩んだ。午後5時現在は1ドル=120円03~07銭と前日比05銭の小幅ドル高・円安だった。始まりは、120円10銭前後で取引された。午前は日経平均株価のじり安と前日の米長期金利上昇を背景に売り買いが交錯してもみ合いとなり、120円20銭台手前が上値だった。午後には株価の切り返しを受け、一時120円20銭台に乗った。しかし、欧州勢が参加してきた後は120円10銭台に押された。ドイツ中心に欧州債の利回りが上昇し、ユーロ買い・ドル売りの流れになって、ドル円も上値が重くなったようだ。その後、120円10銭を割り込むと、一時的に売りが加速したが、119円90銭台では押し目買いも入り、底堅さも見せた。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに大きく上げたわけではないが、それなりにしっかりだったようだ。
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