11日の日経平均株価は、買いと利益確定でもみ合ったが、前場の伸びを確保して、前週末比241円72銭高の1万9620円91銭と大幅続伸。終値での1万9600円台は4月28日(2万58円95銭)以来5営業日ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は28億9377万株、売買代金は2兆8468億円。騰落銘柄数は値上がり1309銘柄、値下がり460銘柄、変わらず113銘柄。市場は、決算絡みの個別株を中心とした動きであり、後場の指数は横ばい状態だ。日経平均は25日移動平均線がネックになっているが、TOPIX(東証株価指数)は一足先に同線を上抜いており、それに追随する可能性がある。ただ、相次ぐ決算を前に、すぐには2万円超えとはならないだろうと慎重のようだ。



11日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の堅調を背景に、上値は重かったものの、底堅い展開が続いた。午後5時現在は、1ドル=119円98~98銭と前週末比01銭の小幅ドル安・円高だった。始まりは、119円80銭前後で取引され、朝方は119円70銭近辺まで緩んだものの、その後は日経平均株価の堅調ぶりに支えられじり高歩調に。しかし、120円近辺では利食い売りなどが出て、上値が重くなったようだ。値幅は小さく、市場関係者からは、ギリシャ債務問題や米指標待ちの状態とも言う。前週末に発表された4月の米雇用統計は予想通りだったが、平均時給の伸びが市場の期待ほどではなかった。これを受け、利上げはまだ先との観測が流れたことから、日米ともに株価が上昇した。米長期金利は低下したものの、ドル円は株高の方に反応する形となったようだ。



今日のトヨタは小幅な下落で引けている。史上最高の利益を出したのにどうしたのだろうか。三菱重工はしっかりの上げだが、っコマツは大きく値を下げて引けている。



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