最近、僕がバイクで通勤するようになったら、他の人たちもでかいバイクに乗って来るようになった。XJRやZRXやらカスタムを凝らしたバイクに乗っている。XJRなどは100万近く金をかけているそうだ。イエローの特別塗装でなかなか格好が良い。僕のバイクなどチェーンとレバーとゲルザブで数万だからかわいいものだ。


ところで今日も検定があった。四輪は20名以上もいて大賑わいだった。大部分が合格したようだが、一部、通過不能でだめだったようだ。2輪は大型、普通、普通のAT限定解除、普通の小型限定とバラエティに富んで賑やかだった。


結果は全員が合格だった。しかし、大型ではクランクで停止したり、普通では方向が定まらず、振れまくったり、小型ではやはりなかなか軌道が安定せず、坂道ではずり落ちたりと波乱万丈だった。


検定員に聞いたら笑いながら、「まあ連休ですから、・・・」と訳の分からないことを言っていた。たった一人の大型はなかなか安定した走りだったが、ギアが抜けたらしい。普通と小型はどっちも女性の方だったが、素人の僕が見ても、「うーん、・・」と言う感じだったが、検定員が良いと言うのだからそれ以上は何とも言えない。


卒業証明書を渡す時に、「気をつけて乗ってくださいね」と言ったらご本人たちも苦笑いしていた。まあ、分かっているのだろう。最近は気候が良くなってきたのでバイク志願が多くなっている。しかし、バイクなどなぜ乗るのだろう。夏は火鉢を跨いで走っているように暑い。


CB1300などフィットのエンジンルームに跨って走っているようなものだ。それが冬になると、「一体、あの熱気はどこに行ったのか」と思うほど骨まで凍る寒さだ。そして排気量は1300ccもあっても基本一人しか乗れないし、ろくな荷物も積むことはできない。実用性はほとんどゼロに近い。


CB1300もスーパーカブ110プロの足元にも及ばない。排気量が半分しかない軽自動車と比べたら月とすっぽん以上の差がある。そんなバイクと言う乗り物、どこがいいのか、・・・。それは、・・・一度乗ってみないと分からない、あの胸のすくような加速感は、・・・。


日本ブログ村へ(↓)