28日午後2時55分ごろ、高知県の足摺岬北東約40キロの海上で、海上自衛隊第31航空群(山口県岩国市)所属の水陸両用救難飛行艇「US2」(9905号機)が離水訓練中に機体の一部が破損した。乗員19人のうち4人が軽傷を負い、海自は事故調査委員会を設置し、原因を調べている。

 


海自によると、岩国航空基地を飛び立ったUS2は洋上で離水する際に4個あるエンジンのうち1個が脱落し、主翼下に付いている浮き具が折れた。訓練で離着水を繰り返していたという。乗員は救命ボートで脱出し、近くを航行していた船舶に救助された。

 


US2は荒天時にも活動でき、約3メートルの波でも離着水できるという。海難救助や急患搬送などを行う国産機で、インドへの輸出が協議されている。調達価格は約130億円で、海自には5機配備されており、事故が起きたのは5号機。



US2の大先輩、二式大艇はポーポイズ運動とかでずい分と事故を起こしたらしいが、US2の事故は初めてという。ちょっと海上で動けなくなった程度かと思ったら海中に逆立ちしてしまっているので海水に浸かってしまっては、F2ではないが、これは全損だろう。全部で5機ほどしかないUS2、もったいない話だが、自然は手強い。輸出話に影響が出なければいいが、・・・。



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