28日の日経平均株価は、休前日でイベントを控えている状況で利益確定に押されたが、押し目買いが値を押し上げ、前日比75円63銭高の2万58円95銭と反発。前日に割り込んだ2万円台に再び乗せた。ただ、上値を追う動きはみられず、その後再び伸び悩んだ。東証1部の出来高は20億8721万株。売買代金は2兆8658億円。騰落銘柄数は値上がり961銘柄、値下がり792銘柄、変わらず129銘柄。市場は、ファナックやファーストリテの上昇もあって反発したが、祝日やイベントを前に買い上がれなかった。30日は日銀の決定会合が注目される。追加金融緩和はないとみている。緩和がなかった場合には、期待が先行していたこともあり、いったん売り仕掛けがあってもおかしくはないと言う。
28日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤も投資家が様子見姿勢を崩さず、値動きは小さかった。午後5時現在は1ドル=119円03~03銭と前日比16銭のドル安・円高だった。始まりは、119円10銭台で推移。仲値にかけては月末接近に伴う実需の買いなども入ってやや強含んだが、その後は動きが止まった。午後も手掛かり材料がない中でこう着状態が継続。終盤、ユーロが対ドルで値を上げた場面ではやや弱含んだが、下値は限定的だった。引き続き日経平均株価への反応は鈍く、株価も2万円に到達して以降は足踏み状態。さらに、FOMCや日米首脳会談、日銀の金融政策決定会合など、それなりに大きなイベントがあるため、とりあえず様子見という投資家が多かったようで、ドル円は終日動意に乏しかった。
今日のトヨタは大きく値を伸ばして引けている。三菱重工は小幅な上昇、逆にコマツは大きく値を落として引けたようだ。
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