今、うちの教習所では60代の男性が二輪免許を取るために教習を受けている。そして今日は50代の後半の男性が二輪免許を取ると言って教習を申し込んで来た。今日教習を申し込んだ人はこれまで全く二輪とは無縁だったそうだ。その方は、普通免許を取った時に教習指導員から、「ついでに二輪も取ったらどうか」と言われたが、そのころは全く興味がなかったと言う。
周りの人たちはみんな大型二輪所有者で出来れば大型二輪までステップアップしたいと言う。もう乗りたいバイクは決まっていて手を打ってあると言うことだった。ハーレーかと思ったらスズキのイナズマ400と言うネイキッドバイクだそうだ。
これはバンディッドと同系のバイクで一時期バンディッドを継いだそうだが、その後またバンディッドに吸収されたと言う。このバイクはGSX750と共通の車格を持ちワイドサイズのリアタイヤを採用する事により、油冷独特のエンジンフィーリングとビッグバイクのような乗り味を普通2輪免許で楽しめることがセールスポイントとなっているそうだ。
でも免許を取ればもっと大きなバイクに乗りたくなるだろう。何と言っても400とリッター超のバイクでは文字通り世界が違う。ぜひ大型二輪まで免許を取ってあの乗り心地を味わってもらいたいと思う。
季節は春から初夏へと移り変わってバイクにはもってこいの季節になった。中高年からの二輪免許に関する相談も多いと言う。やはり誰もあのそう快感を味わいたいのだろう。しかし、事故が多いことも事実のようでお上は中高年のバイクには神経を尖らせているようだ。
バイクは四輪の間をすり抜けるのを止めてきちんと速度さえコントロールできればそれほど危険な乗り物ではないと思う。そして絶対に欠かせないものがプロテクターだろう。四輪はボディで守られ、車内にはシートベルトやエアバッグなど安全装備がたくさんあるが、バイクは乗り手はむき出しで守るものは何もない。
転倒したり衝突して放り出されれば鉄やコンクリートとの勝負になるが、ターミネーターではないのだから生身では勝ち目はない。せめてプロテクターを着用してわが身を守るべきだろう。四肢と胸背部くらいはしっかりと守るべきだろう。少しでも安全にバイクを楽しみたい。
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