20日の日経平均株価は、後場に入って買いが先行し、高値に戻ったが、買いを支えていた上海市場が軟調に推移、円高もあって売りに傾いて、前週末比18円39銭安の1万9634円49銭と小幅続落。東証1部の出来高は20億8443万株、売買代金は2兆3350億円。騰落銘柄数は値上がり398銘柄、値下がり1374銘柄、変わらず109銘柄。市場は、朝方は25日移動平均線を割り込んだが、結果的に維持し、抵抗力を示した。需給を考えると、下には売り込めないとみられる。もっとも、決算見極めで上にも行きづらく、しばらくはもみ合いになるのではないかと言う。


20日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤も世界的な株安などを受けた売りに抑えられ、安値圏でのもみ合いとなった。午後5時現在は1ドル=118円70~72銭と前週末比11銭のドル安・円高だった。始まりは、118円90銭前後で取引され、午前中はそのまま横ばい圏で推移。午後になると徐々に売りが優勢となり、株式市場の大引け直後には118円50銭近辺まで下落した。その後もややまとまった売りが出て安値を試すような動きが見られたが、その都度、買いも入って踏みとどまった。ギリシャ情勢に対する不透明感や中国景気減速懸念を背景に、リスク回避的な円買いが入りやすくなっている。20日午後は、仏中銀総裁が、ギリシャのユーロ離脱は世界経済に影響を与えるなどと発言したことから、ユーロ円が大きく下げ、つられてドル円も軟化。上海株が途中でマイナスになったこともリスクオフムードにつながったという見方もあったようだ。もっとも、ドル自体に新たな売り材料が出たわけではない。値頃感から買いも入ったようで、ドル円の下げ幅は限定的だった。



今日のトヨタは小幅な下げで引けている。三菱重工は大きく値を下げたが、コマツだけが小幅ながら値を上げて引けている。



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