17日の日経平均株価は、先物に売りが出たことから相場は下げ基調となり、その流れが止まらずに。前日比232円89銭安の1万9652円88銭と大幅反落。終値での1万9700円割れは7日(1万9640円54銭)以来8営業日ぶり。底を打っても戻りは限定的で、週末要因に伴うポジション整理売りの動きが続き、引けにかけて軟調に推移した。東証1部の出来高は26億8328万株、売買代金は2兆9720億円。騰落銘柄数は値上がり461銘柄、値下がり1301銘柄、変わらず119銘柄。市場は、ようやく値幅が出た。決算控えでギリシャ問題など不透明要因もあり、週末に絡んだポジション調整的な動きとみられる。日経平均は25日移動平均線に近づきつつあるが、調整自体は許容範囲内。当面は同線を維持できるかが注目されると言う。


17日の東京外国為替市場のドル円相場は、時間外取引での米金利低下を受け軟化している。午後5時現在は1ドル=118円81~82銭と前日比48銭のドル安・円高だった。始まりは、119円前後で取引され、午前中はそのまま119円を挟んだ上下10銭程度のレンジで動いた。午後も小動きとなり、しばらくこう着状態が続いたが、午後4時ごろにまとまった売りが出て、値を下げた。米国の6月利上げ観測はこのところの弱い経済指標などを受けて大きく後退している。ドル高警戒感もくすぶり始めており、しばらくドル買いエンジンは強まりにくい状況のようで、終日上値は重かった。終盤のドル円の下げについては、米国債が時間外で値を上げ、金利が低下したことでドルが全般に売られたようだ。しかし、下げ幅は小さく、東京時間は直近レンジ付近で踏みとどまっており、ドルは118円台では買い需要があり、当面、小幅な値動きが続くのではないかと言う。


今日のトヨタは小幅な下落、三菱重工はこのような状況の中で久々に値を上げている。コマツはやや大きめに値を落としたが、全体の寝落ちに比べれば随分と小幅な下げのようだ。


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