16日の日経平均株価は、円高傾向で大きく値を落としたが、その後円安傾向に振れたことからプラスに転じて、前日比16円01銭高の1万9885円77銭、TOPIX(東証株価指数)が同10.61ポイント高の1599.42ポイントと反発して取引を終了。TOPIXは終値ベースで9日の年初来高値1594.19ポイントを更新した。東証1部の出来高は25億4007万株で、同売買代金は2兆8158億円。騰落銘柄数は値上がり1064銘柄、値下がり680銘柄、変わらずは136銘柄だった。市場は、日経平均が小幅の反発にとどまった一方、出遅れ株物色の範囲が広がりTOPIXが終値ベースで年初来高値を更新。当面は、出遅れや割安の株に関心が向かう可能性もありそうだと言う。



16日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、調整売りなどが出て上値が重くなっている。午後5時現在は1ドル=119円29~30銭と前日比21銭のドル安・円高だった。 米経済指標の弱さを背景に前日の米市場で118円台に突っ込んだドル円は、その後、119円10銭前後に戻したが、午前9時ごろから再びドル売りが強まって軟化した。午後は戻り歩調となったが、119円台半ばに近づくとポジション調整の売りなどが出て頭を抑えられた。終盤の上値の重さについて、全般的なドル買い戻しの流れはあったものの、クロス円が円高気味だったため、ドル円は伸びが鈍ったようだ。国内、米国ともに一段の円安に対しては警戒感が出やすいようで、円売りは強まりにくい状況。さらに最近は米経済指標に弱さが見られ、ドル高圧力も足元では低下している。日経平均と同様にドル円も当面は119円から120円を巡る駆け引きになるのだろうか。



今日のトヨタは小幅だがしっかりとした上げ、三菱重工はやや大きな上昇で引けたが、一番大きかったのはコマツで久々に大きく値を上げている。


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