13日の日経平均株価は、もみ合いから円安などでプラスに振れたが、その後は利益確定などに押されてマイナス圏に沈むなど、方向感の定まらない相場模様で、結果は、前週末比2円17銭安の1万9905円46銭と小幅ながら続落だった。東証1部の出来高は17億247万株、売買代金は2兆1398億円。騰落銘柄数は値上がり731銘柄、値下がり1000銘柄、変わらず148銘柄。市場は、日経平均は前週末の一時2万円乗せで目先達成感が出ているようだ。ただ、日銀のETF(上場投資信託)買い期待が支えとなり、売り崩す動きもない。強弱感対立で、外部要因に振れやすい地合いといえようと言う。
13日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、底堅さを見た短期筋などの買いに支えられ、1ドル=120円台後半に上昇した。午後5時現在は120円62~63銭と前週末比13銭のドル高・円安だった。始まりは、120円25銭前後で推移。午前9時すぎに120円10銭近辺まで軟化した後は戻り歩調となり、対豪ドルでの米ドル高も手伝って午後は120円50銭前後まで上昇した。同水準で上値の重さが見られると、ポジション調整や利益確定の動きなどが出て一旦は伸び悩んだが、下値は堅く、午後4時半ごろから再び買いが強まった。東京時間は陽線を描いて終わるなど、ドル円はおおむねしっかりだった。しかし、前週後半からのレンジ内にとどまっており、ボックス圏を抜け出したとは言えない。この日は、120円ちょうどにやや厚めの買いオーダーがあった一方、120円台後半は売り注文が多く、上下どちらにも動きにくかったと言う。今週は相場の方向を大きく変えそうなイベントは予定されておらず、レンジが大きく変わるというイメージは描きづらい。直近レンジ上限に近づくと売りが出やすく、レンジ下限付近ではいわば機械的に買いが入ってくるようだ。
今日のトヨタはかなり大きく値を下げている。三菱重工はそれなりに値を上げている。コマツはかなり大きく値を上げて引けているが、結果は三者三様のようだ。
日本ブログ村へ(↓)