今日は教習所は休みだったが、午前中、交通安全キャンペーンがあるとかで顔を出した。ちょっと早めに着いたのでコースに入ってスラロームと一本橋を走ってみたが、何と驚いたことに全く進歩していなかった。スラロームはバイクがでかすぎてきれいに回れず、一本橋はさすがに落ちはしなかったが、滑らかにと言うほどではなかった。


狭路走行をしてみたが、やはりバイクがでかいと言う感じが強かった。指導員さんたちのいる前でやらなくて良かった。CB1300でジムカーナをやる人もいると言うが、あの大きな図体を操るのはなかなか大変なことだとつくづく思い知らされた。もっと大きく振り回せばいいんだろうけどこけたりしたら、バイクが傷つくし、まあ、出来なかったわけでもないから良いとしておこう。


キャンペーンが早めに終わって帰ろうと思ったが、天気も良いし、ちょっと箱根に足を伸ばしてと思い、箱根新道へと向かった。途中、国府津のパーキングによるとバイクが大量に駐車していた。


ほとんどパーキングの半分をバイクで占めていた。HDもずい分といたが、このバイク、北米横断用と言うが、燃料はあまり入らないので大陸横断にはちょっと心もとない。HDはバイクも乗る人も飾り立てて周囲に見せるバイクじゃないのかなと思った。


たまたま止めたところにCB750が止まっていた。やはりずい分と大きさが違う。CB1300は二回りほども大きい。このバイクを自由自在に操るのはなかなか大変だろう。そこから箱根新道を走って、箱根に向かった。CB1300お得意の高速コーナーをクリアして芦ノ湖に行って、そこでUターンして帰ろうと思ったら新道から元箱根に出る道が大渋滞だった。


しばらく渋滞の後ろについていたが、どうせUターンして帰るのだからと脇道に入って戻ろうと思った。これが悪魔のささやきだった。すぐ手前に脇道があったので右折して入ったらかなりの急坂だった。山なのだから平らなところはないのは当たり前だが、かなりの急坂だった。


そこに入って、「しまった」と思った。坂が急でバイクを降りることもままならない。何とかバイクを降りたが、今度はバイクを本道まで下げなくてはいけない。しかし、坂が急なのでちょっと足を滑らせたらバイクと一緒に本道まで滑り落ちてしまう。渋滞の四輪やバイクの連中がこっちを注視している。


「バカなことをしているな」とでも思っていたのだろう。とにかく本道までバイクを下さないといけない。腰でバイクを支えながら半歩ずつバイクを下して行ったが、重いの何のって半端じゃない。ガス満タンのCB1300がこれほど重いとは、・・・。


やっとのことで本道まで下したが、本道も当然坂道だ。戻るには道路に直角になっているバイクを押し上げないといけない。満身の力を込めてバイクを道路と並行になるように坂を押し上げた。何とか数メートルバイクを押し上げてサイドスタンドを出してバイクを止めた時には汗がどっと出た。


しかし、のんびり休んでいるわけにもいかないのでさっさと跨ってその場を離れた。もしもあの場で足でも滑らせたら立ちゴケなんてものでは済まなかった。いや、何とも疲れた。帰りは空いている新道をすいすいと下って自宅に帰ったが、自宅についても何だかドキドキしていた。大型のバイクの取り回しには気をつけよう。これが今日の教訓だった。アンクルウエイトをつけて足腰を鍛えておいてよかった。


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● 兄貴分のCB750と並んで、・・。



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