10日の日経平均株価は、一旦2万円の大台に乗せたが、その後は利益確定が出るなど2万円を挟んでもみ合い、最終的には先物に売りが出て、前日比30円09銭安の1万9907円63銭と小幅ながら4日ぶりに反落。東証1部の出来高は20億4579万株、売買代金は2兆7469億円。騰落銘柄数は値上がり751銘柄、値下がり969銘柄、変わらず159銘柄。市場は、ファーストリテの指数プラス寄与効果は大きかったが、朝方の日経平均2万円大台乗せで目先達成感が出たようだ。ただ、微調整を入れ、再度出直ってくると読んでいると言う。


10日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、対ユーロでのドル買いになびく形で強含む場面があったが、買いに持続性はなく上値は重かった。午後5時現在は1ドル=120円49~51銭と前日比22銭のドル高・円安だった。始まりは、120円50~60銭程度で推移していたドル円は、仲値前後に多少上下に振れたが、午前中は横ばい圏内での動きにとどまった。午後はさらに動きが鈍り、120円50銭を挟んだごく狭いレンジ内でのもみ合いが継続。午後4時ごろに強含んだものの、午前中の高値近辺で頭打ちとなった。日経平均株価は朝方2万円台に乗せたものの、数分間で2万円を割り込むなどリスクオン地合いとはほど遠い動きで、ドル円には特に影響はなかった。終盤、対ユーロでのドル買いになびいて強含む場面があったが上値は重かった。東京市場の上値の重さを見る限り、今夜の米市場でも121円台乗せは難しそうだと言う。



トヨタと三菱重工は今日も小幅な下落で引けている。コマツだけが小幅に値を上げているが、コマツはトヨタ、三菱重工とは値動きが異なることが多いようだ。


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