7日の日経平均株価は、米株高や為替の影響で買いが先行、中国株高や日銀の追加緩和への思惑などで先物へも買いが入り、前日比242円56銭高の1万9640円54銭と大幅反発。終盤に先物売りに上げ幅を急速に縮小する場面もみられたが、大引けにかけて押し目買いに切り返した。東証1部の出来高は20億9545万株。売買代金は2兆4149億円。騰落銘柄数は値上がり1290銘柄、値下がり480銘柄、変わらず108銘柄。市場は、3月までの流れが変わっていないことが確認できた。基本的に日本株は上昇トレンドにある。明日は日銀の金融政策決定会合の結果が発表される。統一地方選挙を前に、金融政策の変更は期待できないとみていると言う。
7日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、短期筋などから買いが入って上昇した。午後5時現在、1ドル=119円83~83銭と前日比85銭のドル高・円安だった。始まりは、119円台半ばで推移したが、午前中に実需の買いなどで119円60銭台まで上昇。午後は上げ一服感が出ると利益確定売りなどに押されて伸び悩んだが、119円50銭前後で下げ止まり、終盤にはニューヨーク市場での高値を上回ったことで短期筋などからの買いが強まり、一段高となった。終盤の動きについては、雇用統計を見てショートに振っていたものの、予想外の底堅さを見て買い戻した向きが少なくなかったのではないかと言う。もっとも、このところの米指標が弱いのは間違いないとされる上、前月までのドル買いで『疲労感』が残っているようで、東京時間は120円には届かなかった。足元ではギリシャ問題などに注目が集まっているだけに相対的にドル円への関心が低下するため、ドル円はレンジ内での動きになりやすいと言う。
今日のトヨタはしっかり、三菱重工は小幅、コマツは大きく値を伸ばして引けている。中国株高に背中を押されたのだろうか。
日本ブログ村へ(↓)