6日の日経平均株価は、売り買い交錯から次第に売りへと流れが変わり、一時、もみ合ったが、先物への売りに沈んで、前週末比37円10銭安の1万9397円98銭と3営業ぶりに反落だった。全般に手掛かり材料に乏しく、米3月雇用統計の悪化を受けた3連休明けの米国株動向を見極めたいとの空気もあり、様子見気分が続き、引けにかけて前場終値を挟み一進一退の動きとなった。東証1部の出来高は15億9240万株、売買代金は1兆6776億円。騰落銘柄数は値上がり606銘柄、値下がり1122銘柄、変わらず150銘柄。市場は、需給的には悪くなく、押すと買いが入ってくる。米雇用統計の悪化を織り込んだ格好だが、やはり連休明けの米国株動向を見てみないと何とも言えない。仮に米国株が崩れるようだと、日本株もつきあうことになろうと言う。


6日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤も様子見ムードの中で小幅な値動きが続いた。午後5時現在は1ドル=118円98~99銭と前週末比65銭のドル安・円高だった。始まりは、前週末の大幅下落を受けた押し目買いなどに戻り歩調となったが、119円台を回復すると買いは鈍り、午後も午前中の上昇の反動などから上値重く推移した。それでも、売りを急ぐ様子はなく、下値は限定的だった。欧州市場は6日も休みのため様子見ムードが続き、終盤まではっきりした方向感は出なかった。今夜のニューヨーク市場を見て、米雇用統計に対する海外勢の反応を確認するまでは動きにくいと言う。全般は、前月のドル独歩高に対する調整が続いていると言い、前週末や今日の動きを見る限り、118円台では一定の買いニーズがありそうだと言う。


今日のトヨタはかなり大きく値を落としている。9千円などと言うが、なかなか難しいだろう。三菱重工とコマツもそこそこ値を落として引けているが、全般にそういう状況なのでやむを得ないだろう。


日本ブログ村へ(↓)