3日の日経平均株価は、売り買い交錯から先物に売りが出て値を消す場面もあったが、根強い買いに支えられて切り返し、前日比122円29銭高の1万9435円08銭と続伸し、高値引け。終値での1万9400円台は3月30日(1万9411円40銭)以来4日ぶり。東証1部の出来高は17億1351万株、売買代金は1兆9898億円と1月26日以来の2兆円割れ。騰落銘柄数は値上がり1192銘柄、値下がり553銘柄、変わらず132銘柄。市場は、投信設定に伴う資金流入の一方、最近売り手に回った海外投資家は休みモードにあり、需給面ではプラスに働く。ただ、今晩の米3月雇用統計の結果を映す米株市場は休場であり、週明けは読みづらいだろうと言う。



3日の東京外国為替市場のドル円相場は、米雇用統計発表を前に様子見が続き、終盤も小動き。午後5時現在は1ドル=119円63~64銭と前日比11銭のドル高・円安だった。午前中から実需の売り買いにも大きな傾きはなく、119円台後半での動意薄の状態が続いた。午後に入って若干弱含む場面があったが、下値は限定的。終盤もおおむね119円60銭台で推移し、目立った動きはなかったようだ。ADP全米雇用報告が弱めの数字となったことなどから、今回は、特に様子見になりやすかったと言う。さらに、グッドフライデーと重なったことも、こう着感を強めた。3日の米国は休日ではないが、米国も株式市場は休場で債券も半日取引となっており、海外勢では休暇に入っている投資家も少なくなかったようだ。



今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに小幅ながらしっかりの上げだった。相場は2万円期待と言うが、実際に実体経済がそこまでの実力があるのかどうか、ちょっと疑問ではある。



日本ブログ村へ(↓)