2日の日経平均株価は、押し目買いで株価を上げ、後半は先物への買いも入って高値を呼び、前日比277円95銭高の1万9312円79銭と3日ぶりに反発して取引を終了した。東証1部の出来高は23億8772万株で、同売買代金は2兆7909億円。騰落銘柄数は値上がり1535銘柄、値下がり247銘柄、変わらず95銘柄。市場は、日経平均株価は400円近く上昇する場面がみられたが、終値では277円高に上げ幅を縮小し、ボラティリティ(変動率)の大きい展開は続いた。米国企業の決算本格化で米国株式が落ち着くまで、東京市場も値動きが荒い展開が続く可能性もありそうだと言う。
2日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、対ユーロでの下落になびく形で弱含んだ。午後5時現在は1ドル=119円52~52銭と前日比37銭のドル安・円高だった。始まりは、119円70銭前後で取引され、一旦、軟化した後、日経平均株価の上昇などを眺めて値を戻したが、119円80銭近辺で頭打ち。午後は小幅にもみ合いながら上値、下値ともに少し切り下げ、終盤は119円台半ばでの弱含みもみ合いとなった。株価の大幅な上昇はドル円にとっても一定の下支え要因とはなったが、株高自体は前日までの下落の反動という色彩が強かった上、このところ米国では指標の弱さが目立っていることもあり、ドル円の反応は限られた。さらに、米雇用統計を控え、ドル円は上にも下にも動きにくかったようで、はっきりした方向感は出なかった。今週末は米雇用統計とイースター休暇が重なるため、ドル円については今夜の欧米市場でも全般に方向感が出にくい可能性はあるが、薄商いとなるため、規模の小さなオーダーでも需給は偏りやすいと言う。
今日はトヨタは大きく値を上げて引けている。三菱重工はそこそこと言ったところだが、コマツは最も大きく値を上げたようだ。
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