31日の日経平均株価は、利益確定や先物売りで下げ幅を拡大、マイナス圏に沈んで、前日比204円41銭安の1万9206円99銭と大幅反落。東証1部の出来高は23億6425万株。売買代金は2兆9382億円。騰落銘柄数は値上がり836銘柄、値下がり910銘柄、変わらず130銘柄。市場は、好需給に支えられた上昇は一服したとの見方から、上値が重いと利益確定売りが出やすい。一方で、25日線がサポートしていることから調整入りともいえない。本当に調整するのか半信半疑のなかで、目先は方向感に欠け、先物に振らされやすい展開が続きそうだと言う。


31日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤も押し目買いなどに支えられて底堅く推移している。午後5時現在は1ドル=120円20~20銭と前日比53銭のドル高・円安だった。始まりは、120円00~10銭前後で取引された。仲値前後から強含み、120円35銭近辺まで上昇したが、頭を抑えられ、その後は120円10銭台を中心としたもみ合いが続いた。午後3時すぎには120円を一時割り込む場面もあったが、下げ渋った。仲値前後の動きについては、ドル不足気味の輸入企業が手当てに動いたほか、午前中は月末に伴う投信設定に絡んだドル買いも入ったという。ただ、東京時間はこれといった指標の発表もなく、前日同様に手掛かり難だったようで、月末・期末特有の実需のフローを除けば、全般に動意に乏しい一日だった。今夜の欧米市場もフロー主導で動く可能性はあるが、ドル買いを後押しする材料が出ないと、利食いに上値を抑えられやすいと言う。


今日のトヨタは小幅な下落、三菱重工も同様で市場全体の下げ幅に比べれば小さいが、下げて引けた。ところがコマツだけは小幅ながら値を上げて引けている。コマツはトヨタ、三菱重工とは株価の動きがちょっと違うようだ。


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