30日の日経平均株価は、アジア株高などが材料となって高値を呼んだが、終盤、利益確定売りや先物への売りで、頭を押さえられ、前日比125円77銭高の1万9411円40銭と3営業日ぶりに反発。東証1部の出来高は21億220万株、売買代金は2兆3981億円。騰落銘柄数は値上がり979銘柄、値下がり789銘柄、変わらず106銘柄。市場は、25日線が短期的なサポートラインになる一方、5日線が上値のネックラインとして意識される。新年度は、公的年金買いや投信設定が期待されるが、その半面、機関投資家による益出しの可能性があり、目先もみ合い相場かと言う。


30日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、中国の追加緩和への思惑を背景に欧州勢などから買いが入り、1ドル=119円台後半に上昇した。午後5時現在は119円67~67銭と前週末比24銭のドル高・円安だった。始まりは、119円20~30銭で推移した。仲値前後に少し動きが見られものの、材料難とあって、その後は小動きとなった。このところ株価に対する反応も鈍く、午後もこう着状態が続いたが、午後4時すぎに入り、対ユーロでのドル買いにつられる形でドル円もじり高となった。終盤のドル上昇については、米金利が時間外でやや上昇したことで、ドル買いの流れになったと言う。また、中国人民銀行が緊急記者会見を開くとのうわさが流れ、追加緩和への思惑が出たこともドル買いを誘ったという。ただ、中国人民銀の広報担当者ははうわさを否定しており、前出の外為仲介業者は、昼間のドル円があまりにも動かなかったため、夕方、少し動きが出ると、とりあえず追随する人がいたのではないかと言う。



今日は日経平均が上げた割にはトヨタとコマツは値を下げて引けている。三菱重工はやや上げたものの上げ幅は小幅だった。


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