26日の日経平均株価は、前場の売り先行から後半はやや盛り返したが、円高傾向に嫌気してさらに売り込まれて、前日比275円08銭安の1万9471円12銭と大幅反落。東証1部の出来高は22億9915万株。売買代金は2兆7959億円。騰落銘柄数は値上がり242銘柄、値下がり1558銘柄、変わらず76銘柄。市場は、前日の米国市場の大幅安に加え、財務省が朝方に発表した対外および対内証券売買契約等の状況で外国人投資家が日本株の売り越しに転じたことや、円高も重しとなった。これまでの上昇を支えてきた外人買いが止まったのか否かは、今後見極める必要があるだろう。明日は3月末配当の落ち分を埋められるかがポイントとなると言う。
26日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤に欧州勢の売りも見られ、軟調な展開が続いた。午後5時現在は1ドル=118円62~64銭と前日比99銭のドル安・円高だった。ドルは始まりから売りが優勢となったものの、午前中は押し目買いなどに底堅さが見られた。しかし、午後1時ごろから売りが強まり、買いオーダーが消化されるとストップロスの売りを巻き込んであっさり119円を割り込んだ。その後もじり安歩調が続き、終盤は欧州勢の売りも加わって一段安となる場面もあった。午後に新たな売り材料があったわけではないとされるものの、全般的なドル安地合いの中、仕掛け的な売りが出たとみられる。日経平均が前日の米株安に追随する動きになっていた上、イエメン情勢もリスク回避ムードを高めたようで、円を買い戻す動きも強まりやすかった。終盤に118円台半ばで踏みとどまったが、これまで下値の抵抗ラインとなっていた119円台前半が今度は上値の抵抗として意識されやすくなる可能性もあり、当面、戻りは鈍いかもしれないと言う。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに値を落として引けている。中でも三菱重工が下げ幅が大きく、コマツが一番小さかったようだ。
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