19日の日経平均株価は、一時は円が弱含んで下げ幅を縮小したが、利益確定に押されて、前日比67円92銭安の1万9476円56銭と反落。東証1部の出来高は22億6673万株。売買代金は2兆9453億円。騰落銘柄数は値上がり471銘柄、値下がり1283銘柄、変わらず115銘柄。市場は、反落したが、前場に一時231円安まで下げたことを考えると、前日までの良好な地合いが続いていることを確認できたといえる。買いたい人が多く、下げればすぐに押し目買いが入る。強さを実感できる今の地合いは、少なくとも2万円を付けるまでは続くとみられると強気のようだ。
19日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、欧州勢などからの買いに強含みの展開となっている。午後5時現在は1ドル=120円62~62銭と前日比70銭のドル安・円高だった。始まりは、120円台前半で推移していたドル円は、日経平均株価がじり安で推移するのを眺め仲値にかけて119円60銭台まで押されたが、その後は押し目買いに戻り歩調をたどった。午後に入ると120円台半ばでしばらくもみ合ったが、終盤には買いが強まり、120円70銭台まで上昇する場面があった。中期的には日米の政策の方向性の違いははっきりしており、国内投資家の外貨建て資産へのシフトも続いていると言う。前日のニューヨーク市場でもこの日の東京市場でも119円台では買いが入っており、120円割れの水準には値頃感があるようだ。もっとも、前日のFOMCを経て6月利上げ観測がやや後退した上、今回、イエレンFRB議長からもドル高に関する発言が出ており、積極的にドルの上値を追うのも難しい状況で、今回のFOMCの消化には、少し時間がかかるかもしれないとも言う。
今日のトヨタは必携平均が落ちる中しっかりと値を上げていた。反面、三菱重工は大きく値を落とし、コマツも小幅ながら下げて引けている。
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