17日の日経平均株価は、前場の好地合いを引き継いで続伸、先物への買いも追い風となって一段高、最後はやや伸び悩んだが、高値を維持して、前日比190円94銭高の1万9437円00銭と大幅反発。終値での1万9400円台は2000年4月14日(2万330円89銭)以来ほぼ15年ぶりの高値水準となる。日銀は金融政策決定会合で賛成多数で金融政策の現状維持を決定、消費者物価の前年比は、エネルギー価格下落の影響から、当面0%程度で推移するとみられるとし、先行きの追加緩和期待が下支え要因として意識された面もある。なお、ドル建ての日経平均株価は00年8月29日以来の160ドル台乗せとなった。東証1部の出来高は19億4249万株、売買代金は2兆4539億円。騰落銘柄数は値上がり1024銘柄、値下がり679銘柄、変わらず165銘柄。市場は、日経平均先物は理論価格以上に買われており、先高観の表れと言え、前週末13日のメジャーSQ(特別清算指数)値1万9225円がサポートラインとなっている。ただし、過熱感も否定できず、いずれ調整を挟むと見ているようだ。



17日の東京外国為替市場のドル円相場は、サプライズのない黒田日銀総裁の記者会見への失望感やユーロドルの買い戻しなどを背景にじり安となったが、終盤買い戻され、前日比で小幅高になった。午後5時現在は1ドル=121円39~40銭と前日比15銭のドル高・円安だった。始まりは、121円35銭前後で取引された。午前中は日経平均株価の上昇や輸入企業のドル買いで一時121円50銭前後まで上昇。その後は121円40銭前後でもみ合い、正午すぎに日銀政策決定会合の結果が公表されると121円30銭前後まで売られたが、すぐに値を戻した。午後3時半に黒田日銀総裁の記者会見が始まるとじりじりと値を下げ、121円20銭近辺まで下落する場面もあったが、その後は買い戻された。日銀金融政策決定会合は市場の想定通りの現状維持。黒田総裁の会見についても、サプライズはなく、当面は追加緩和に動く雰囲気が感じられなかったようで、徐々にドル売り・円買いが優勢となった。欧州勢が参入し始める時間帯になり、ユーロドルの買い戻しが強まったことも、ドル円の下押し要因になったようだ。


今日のトヨタはしっかり、三菱重工は大幅高、コマツは小幅な上昇だった。三菱重工は次期戦闘機F3開発を政府が決定との記事で大きく値を上げたようだ。株もちょっと上げ過ぎのようでこの辺が売り時だが、何となく売るのも気が引けるような、・・・。これじゃあ相場師にはなれないねえ、・・。


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