16日の日経平均株価は、米国株安に起因して方向感が定まらず、迷走し、最後は買いが息切れして値を下げ、前週末比8円19銭安の1万9246円06銭と4日ぶりに小反落して取引を終了した。東証1部の出来高は19億7710万株で、同売買代金は2兆4517億円。騰落銘柄数は値上がり955銘柄、値下がり790銘柄、変わらず123銘柄。市場は、米国で現地17-18日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)での内容がはっきりするまで、売り買いどちらにもポジションを傾けづらく、こう着感が強まりそうだと言う。


16日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、底堅さが見られたものの買いは強まらず、1ドル=121円台前半でのもみ合いとなった。午後5時現在は121円24~24銭と前週末比09銭の小幅ドル安・円高だった。始まりは、121円40銭前後で取引され、仲値前後までは同水準で推移していたが、対ユーロなどでのドル売りを眺め、売りが優勢となった。午後も弱含みの展開が続いたが、終盤、121円20銭近辺で底堅さが見られても戻りを試すような雰囲気はなかった。東京時間のドル円は売りに押され気味だったが、今週一番の注目イベントであるFOMCを前に突っ込んだ動きも出にくく、下げ幅も限られたようだ。


トヨタは小幅な上昇、三菱重工はややしっかりの出来で引けた。コマツは逆に小幅な下落で引けたようだ。


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