12日の日経平均株価は、賃上げ報道など日本経済の好循環を好感して買いが先行、午後は一段高で、前日比267円59銭高の1万8991円11銭と大幅続伸。後場は一段高で始まった。東証1部の出来高は21億8449万株。売買代金は2兆5226億円。騰落銘柄数は値上がり1443銘柄、値下がり295銘柄、変わらず127銘柄。市場は、理屈でなく需給で上がっている。年金から外国人投資家まで参加者が増え、買うから上がる展開となっている。目先は達成感から一服する場面もあろうが、2万円を目指すという流れに変わりはないと言う。
12日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤も調整的な売りに押され、軟調となっている。午後5時現在、1ドル=121円00~01銭と前日比26銭のドル安・円高だった。始まりは、120円台半ばだったドル円は、日経平均株価の上昇を眺めながら強含みで推移した。一時121円70銭近くまで上昇した後、しばらく高値圏でのもみ合いが続いたが、午後に入り、利益確定売りなどから伸び悩んだ。終盤も対ユーロでドルが伸び悩んだことなどから調整含みの展開となった。ここまで米経済独り勝ちでドル全面高、という状況が続いてきたが、12日発表の米小売売上高にはこのところやや弱さが見られた。同指標は今週の最大の注目指標でもあり、発表を前に押し目買い以上のドル買いは入りにくかったようだ。
今日のトヨタは大きく値を上げて引けている。このところ、やや冴えなかったが、好調な経営を好感されたのだろうか。三菱重工も大きく値を上げているが、こちらはH2AやMRJが評価されたのだろうか。コマツはやや小幅な上げで引けたようだ。
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