9日の日経平均株価は、米株安を嫌気して売りが優勢となり、前週末比180円45銭安の1万8790円55銭と3日ぶりに大幅反落して取引を終了した。ドル・円相場は1ドル=121円台前半と対ドルで円安に推移したものの、株式相場への影響は限定的だった。東証1部の出来高は17億9771万株で、同売買代金は2兆1949億円。騰落銘柄数は値上がり652銘柄、値下がり1075銘柄、変わらず136銘柄だった。市場は、ドル・円が円安に振れたことがサポートとなっているようだ。先高期待から押し目拾う意欲が強く、押し目らしい押し目を作らず、上昇に向かってしまう可能性もあると言う。
9日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、欧州勢などからポジション調整的な売りが出て伸び悩んだ。午後5時現在、1ドル=120円87~88銭と前週末比77銭のドル高・円安だった。始まりは、120円70銭台を中心に取引された。午前中は利益確定売りに押される場面があったが、下値では買いが入って底堅さを見せ、以後、正午すぎまでは戻り歩調で推移した。ただ、121円台に乗せると上値の重さが見られ、終盤は売りに押され気味。前週末に買った欧州勢が、ひとまず調整売りでスタートしているのだろうという見方があったようだ。
今日のトヨタは超小幅な上昇で引けている。株安をドル高が相殺したのだろうか。三菱重工は小幅な下落、コマツはこれも小幅な下落で引けている。
日本ブログ村へ(↓)