6日の日経平均株価は、前場の好地合いを引き継ぎ、高値圏で推移、先物にも買いが入って一段高、終盤やや利益確定に押されたが、前日比219円16銭高の1万8971円00銭と大幅続伸。終値での1万8900円台は2000年4月20日(1万8959円32銭)以来、約15年ぶり。東証1部の出来高は21億2844万株、売買代金は2兆5530億円。騰落銘柄数は値上がり1166銘柄、値下がり549銘柄、変わらず147銘柄。市場は、週半ばの下ヒゲ陰線から陽線連発で高値を取り、動きとしては強い。週末で米雇用統計を控えるなか、押さない強さはあるが、需給だけで上げている面があり、この先の水準には躊躇するところだろうと言う。
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、米雇用統計の発表を前に終盤も様子見ムードが続き、動意薄の展開。午後5時現在は1ドル=120円10~11銭と前日比30銭のドル高・円安だった。始まりは、120円10~20銭程度で推移。直近レンジのほぼ上限に位置していた上、休日前ということもあり、午前中は利益確定売りや調整売りに押され気味となって一時120円を割る場面もあったが、下値は堅かった。午後も120円近辺での動きが継続。終盤わずかに強含んだものの、朝方の高値には届かなかった。日経平均株価は200円超上昇したが、前日同様、ドル円の反応は鈍かった。米雇用統計前にあえて動くほどの材料もなかったようで、東京市場のドル円はごく狭いレンジ内での推移にとどまった。米雇用統計については寒波の影響が遅れて表れる可能性があるとも言うが、期待値がさほど高くない分、非農業部門の雇用者数増加が20万人を大きく下回らなければ、それほどネガティブな反応にはならないかのかもしれないという。
今日はトヨタと三菱重工は大幅高、威勢のいい高値で引けている。ところがコマツだけが小幅な下落で、どうもこの3社、景気の動きが異なるようだ。
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