3日の日経平均株価は、利益確定などに押されたが、根強い買いに支えられて盛り返し、小安い水準で終了、前日比11円72銭安の1万8815円16銭と4営業日ぶりに小反落だった。東証1部の出来高は23億1592万株、売買代金は2兆4180億円。騰落銘柄数は値上がり672銘柄、値下がり1058銘柄、変わらず130銘柄。市場は、下がると買いが入ってくるが、さすがにこのまま上昇するには無理があろう。細かいことを言えば、3日連続の日足陰線を描き、取引時間中ベースできのうの高値を抜けずに安値を下回っており、上値買いには慎重なもようだと言う。


3日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、新たな材料がない中で積極的売買は見られず、1ドル=119円台後半でのもみ合いが続いた。午後5時現在は119円74~74銭と前日比10銭のドル安・円高だった。始まりは、120円25銭近辺まで上昇した後、午前中は利益確定売りや輸出企業のドル売りなどに押されて伸び悩み、日経平均株価が先物主導で急速に値を消すと、ドル円もストップロスを巻き込みながら水準を切り下げた。午後は119円60銭台を中心に方向感なく上下した。今回も120円台での滞在は短時間で終わった。市場関係者は、120円台に乗せても盛り上がりは感じられず、個人のフローは利食いが中心となった。前回、120円台を長く保てなかった記憶が残っていたのだろうと言う。


今日はトヨタとコマツは小幅高で引けたが、三菱重工だけはやや大きめの値下がりだったようだ。



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