今日はバイクではなく四輪で職場に行った。大荷物とこの雨ではさすがにバイクはお預けで出番はなかった。四輪はこのところ放置プレイのスーパーサイファGT1、直列4気筒1.5Lエンジン、シートはブリッドのブリックスⅡ、タイヤはヨコハマアドバン、出力は105馬力/6000回転、トルクは14.1キロ/4500回転、なかなかのものだ。


そして一番の特徴が四駆だということ。Cカーではあっても四駆のせいか、出足はなかなかのものだし、今日のようなウエットでも非常に安定している。その前に乗っていたスーパービスタ改は機械式四駆で常に前後輪に50・50の駆動力がかかっていたので悪路では非常に安定していたが、今のもそれなりに安定感がある。四輪に乗るなら絶対に四駆だろう。


帰りはかなり強い雨だったが、西湘バイパスを快走して戻ってきた。この雨の中をバイクで走っている人もいたが、悪天候の時はやはり四輪は快適だ。ただ、四輪とバイクの快適さは全く異質なので一概に比較はできないが、・・。


ところでスーパーサイファGT1もけっこう加速が良い、・・・ような気がする。馬力荷重はサイファが10.5キロ、スーパーボルドールは2.7キロ、トルク荷重は、サイファが78キロ、スーパーボルドールが23キロ、サイファとスーパーボルドールでは馬力荷重は4倍弱、トルク荷重は3倍強、これでもサイファの0-100は12、3秒だろうか。スーパーボルドールは3秒弱、体が後ろに引っ張られるような加速をする。


サイファはそんなことはないが、体感的には決して加速が悪いとは思わない。0-400ではサイファは20秒くらいだろうか。スーパーボルドールは11秒ほど、長い距離になると差が縮むのは空気抵抗のためだろうか。


しかし、四輪と二輪の世界と言うのは全く別世界、異質なものだと思う。夏は火鉢を抱えて走っているよう、冬は骨まで凍りそう、風も当たれば雨も降りかかる、雪が降ったらお手上げ、荷物も積めなければ人も乗せられない、不安定でこけたら無事では済まない、そんなバイクだが、何とも言えない味がある。


シートに座ってアクセルを踏み込むだけで加速する四輪とは違い、バイクに跨ってクラッチを握り、シフトペダルを蹴ってクラッチをつなぎ、アクセルを煽って、そして体でバランスを取ってという一体感だろうか。バイクが速いのは加速だけで最高速もワインディングも四輪にはかなわないと言う。それは二輪と言う乗り物の宿命だろう。


MotoGPなどでも傾けたバイクを起こす時にバイクが尻を振るのを必死に抑えている。あのクラスのライダーでもそうなんだからバイクと言う乗り物は難しい乗り物なのだろう。だからこそ、そこにスリルも面白味もある。暴れ馬を腕と頭で操る。それがバイクと言う乗り物の魅力なのかもしれない。


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