23日の日経平均株価は、NYダウが史上最高値を更新した流れを受け、後場のもみ合い状態にもかかわらず、前週末比134円62銭高の1万8466円92銭と4日続伸して取引を終了した。日経平均株価は終値ベースで2000年5月2日の1万8439円36銭以来、約14年10カ月ぶりとなる1万8400円台で取引を終了した。東証1部の出来高は24億9190万株で、同売買代金は2兆5294億円。騰落銘柄数は値上がり816銘柄、値下がり923銘柄、変わらず123銘柄で、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回って取引を終えた。市場は、日経平均株価が1万8500円台を付けたことで、目先の達成感が出たようだが、20日引け後に発表された2月第2週(9-13日)の投資部門別売買状況では金額ベースで外国人投資家が買い越しに転じたほか、信託銀行の買い越しも続いていることから、押し目待ちに押し目なしとなることも想定されると言う。



23日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、海外勢から買いが入って強含んだ。午後5時現在、1ドル=119円20~22銭と前週末(午後5時、118円82~82銭)比38銭のドル高・円安だった。始まりは、119円20銭台だったドル円は午前中から上値が重く、午後になると118円台後半で推移した。しかし、118円80銭台で踏みとどまるなど、下値も限定的で、欧州勢が参加し始める時間帯になると戻り歩調となった。ギリシャ債務問題が4カ月の支援延長でまとまりつつあり、市場の関心は米国の金融政策に向き始めた。そうした状況で24、25日のイエレンFRB議長の議会証言を迎えるため、この日の東京市場は全般に様子見ムードが強まった。



今日のトヨタと三菱重工は小幅ながらしっかりと値を上げて引けている。反面、コマツはやや大きく値を落として引けたようだ。



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