19日の日経平均株価は、後場に入って買いが先行したが、その後は利益確定などに押されて値を下げたが、先高観から底値は堅く、前日比65円62銭高の1万8264円79銭と続伸。07年7月9日の1万8261円98銭を更新し、00年5月2日の1万8439円36銭以来約14年9カ月ぶりの高値水準となった。東証1部の出来高は26億5354万株。売買代金は2兆5648億円。騰落銘柄数は値上がり1351銘柄、値下がり420銘柄、変わらず91銘柄。市場は、終値で07年7月9日の1万8261円98銭を超えたことから、テクニカル面ではリーマン・ショックからの底入れが確認された。これで、ITバブル時の00年前半に付けた2万円が視野に入った。東証1部の騰落レシオなど短期的な過熱感があるが、基調は強いとの雰囲気があり、目先はしっかりした展開が続きそうだと言う。



19日の東京外国為替市場のドル円相場は、米利上げの後ずれ観測が出る中で終盤も上値を追うような雰囲気はなく、戻りは鈍かった。午後5時現在、1ドル=118円70~70銭と前日比48銭のドル安・円高だった。始まりは、118円70銭台を軸に推移。仲値に向けては輸入企業の買いなども入ってやや上昇したが、買いが一巡すると徐々に水準を切り下げた。118円台半ばでは買い戻しや押し目買いに下げ渋り、午後は豪ドル売り・米ドル買いの動きも支えとなって118円台後半を維持したが、頭の重さが見られると売りが出て伸び悩むなど、あまりさえなかったようだ。日銀による早期追加緩和への期待感が後退していたところへ、18日公表のFOMC議事要旨が予想よりハト派的な内容となったことで、米国の米国の利上げも後ずれするとの見方が出たことで、足元は日米ともにドル高・円安エンジンが弱まっていると言う。それでも、118円台半ばでは引き続きドル買い需要が見られ、下値は堅かった。



今日のトヨタとコマツは小幅な上昇、三菱重工はややしっかりと値を上げて引けている。株価は2万円台などと言うが、実際に経済の実力はどうなんだろうか。ちょっと疑問ではある。



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